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2011.04.17 (Sun)

こんなときでも


 こんなときでも、桜はきちんと咲くのだな。

 ムラコシです。

*****

 さて。
 ちょっとだけ風邪気味っぽいような気もするので、お笑いも画像ネタもほどほどに一週間を振り返るだけにしよう。フォント遊びもなし。


*****


【More・・・】



 日曜日。
 急遽決まったROKURO代々木公園花宴。
 待ち合わせ時間10時。ちょっと遅れたので早足。

 誰もいやしねえw
 ベンチで居眠りしていたら30分後なつんに発見された。
 結局全員集まったのは11時前。

 たちまこ女史のシューマイがあいかわらずうまい。
 ティモさんところの鶏から揚げとなつんの鶏ソテー、うまい。

 料理ができない自分は、スーパーの出来合いを買っていったのだが、
 よりによって揚げシューマイと鶏の竜田揚げ。
 モロカブリw
 そもそもシューマイはたちまこ女史が予告済みのはずなのに、どうもまた頭がうまく回らない時期に突入したらしい。
 そろそろROKUROの校正が来るのだが大丈夫なのだろうか。
 そういや去年、プル式夏の雨夫妻の花見のときも、何かかぶってたような気もする。


*****


 月曜日。
 ティモさん夫妻?と以前個展を見にいったSさんが参加している「ベリーダンス」の発表会を見にいった。

 ベリーダンスがどういうものなのかほとんど予備知識なしで行ったのだが、
 カルチャーショックであった。
 ベリーダンス、ってぐらいなんだから、腹・腰の動きがあるのは当然なのだが、

 廻る。
 廻るのだ。

 ベリーダンスは紛うかたなきROKUROだった。
 それはもうフィギュアスケート並みに。

 今更言うのも何なんだが、自分は音楽を多少嗜むくせに、ダンス系と相性が悪い。
 まずフィギュアスケートや新体操・シンクロなどを見るのが苦手。ミュージカルも虫酸が走る。なぜかぱひうむは大丈夫だったりするのがよくわからないところだが。

 しかし、
 なぜだろう。
 ベリーダンスはそんな感情を微塵も感じさせないものだった。
 初めてダンスというジャンルを食い入るように見つめる自分がいる。
 

 あの回転、
 いや、回天と言った方が良いかもしれない。
 ルーツはアラブのはずだから関係ないはずなのだが、自分はその回る踊子に、陰陽道の大極魚(インヤンのマーク)を重ねていた。
 森羅万象、陰と陽。
 剛と柔、火と水、昼と夜、夏と冬、男と女、動と静、
 喜びと、怒りと、
 哀しみと、安らぎと。
 陰極まれば、陽に変じ、陽極まれば陰に変ず。
 故に回天という印象もあながち間違ってはいまい。
 そして、サイケデリックな音の洪水の中、全くぶれない体幹には、真理があるのだろう、きっと。

 第二部の、題目は忘れたが、長い袖をまるで連獅子が如く(さっきから喩えが全て東方文化で申し訳ないが)廻し続けるダンス、いや舞が特に印象深かった。
 そしてもちろん、Sさんが最後の方で伸ばした手の先に何があるのかを夢想するも、風雅の窮みであった。
 下世話な言い方をすれば「官能的」な衣装や動き、と表現されがちなのであろうが、そこにはエロースではない、アガペーによる魅惑がある。
 結局中東文化には全く触れないこんな感想でよいのだろうか。

 時々舞台袖の暗幕に映る踊子の影が、胡蝶のように逍遥していた。

 いやぁ、ベリーダンス、甘く見ていました。完敗です。


*****


 火曜日。
 他の家族が所用で不在のため。午後中婆さんの様子を見ていた。
 とはいうものの、婆さんはずっと寝ていたので、自分はほとんどリビングでテレキャスをペキペキ弾いていた。
 3時ごろ。
 婆さんがモタモタと動き出した。
 最近少し調子がよくなったので、壁づたいに一人でトイレに行こうとする。一通りのことはできるので、入口の段差につまづかないかだけ注視する。
 用を足したあと、婆さんはリビングによろよろと現れ、ソファに立てかけておいたテレキャスを見つけた。
「あら、これいいわね、初めて見るわ」と婆さん。
 そうか、オレがエレキギター弾いている姿を見たことなかったな。
「何か弾いてちょうだいよ」
 これエレキギターだから、今ほとんど音出ないよ、と大声でゆっくりと念を押した後、適当なフレーズを引いてみせる。
 アンプにつないでいないから、当然、シャカシャカした情けない高周波しか出ない。
 でも、婆さんは
「あら素敵ねえ、いいじゃないの。ありがとうねぇ。」と言う。
 95歳、耳の遠いアルツハイマーの老人にこの高周波が聞こえるはずがない。
 何が聞こえたのだろうか。
 高校のとき家族の前で弾いて見せたクラシックギターの独奏でも思い出したのか。
 それとも、本当に今弾いた微かなブルースが聞こえたのか。
 どうせ1時間もたてば、記憶が曖昧になって今の風景も忘れてしまうのだろうと思うと、
 胸が締め付けられた。

 母親が帰ってきたので、テレを抱えて逃げるように自室へ戻った。


*****


 水曜日。
 桜が散る前に、落ち着いてもう一度見ておこうと、大田区の桜坂というところに出かけた。
CIMG5659.jpgCIMG5645.jpgCIMG5633.jpg
CIMG5593.jpgCIMG5589.jpgCIMG5572.jpg

 F山なんたらの大ヒット曲のモデルになった場所である。


*****


 木曜日。
 走ったら、なんだか疲れた。
 意味もなく人に会うことを拒みたかった。


*****


 金曜日。
 調子が悪い。
 意味もなく誰かの顔を見たいと思った。


*****


 土曜日。
 走ったら、月が出ていた。
 朧月。
 陸橋の上から見る朧月は、少しだけ暗くなった街の空全体に、蒼い陰を展げ、
 自分は、この間のベリーダンスの暗幕に映った影を思い出していた。


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