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2009.05.25 (Mon)

稲光る



 雷鳴を聞くのは、今年初めてかもしれない。

 ふと、類聚してみむとてするなり。

 背負ひしもの

 教え子の運命
 企業化した職場環境
 建前
 作り笑顔
 営業用口調
 乖離してゆく日常
 肉体
 脆弱な意志
 優柔不断な精神
 過去
 罪
 ヒトでなかった頃の過去
 恐怖
 消せぬ記憶
 挫折
 逡巡
 躊躇
 断絶
 去る仲間
 逝く仲間
 嫉妬の対象
 懐疑
 制御不能の精神
 詩
 届かぬ手紙

*****

【More・・・】


 大昔。
 
 まだネット詩デビュー間もない頃。
 雨の降る初夏の夜、今振り返れば詩とは言えない、限りなく「ポエム」に近い詩のようなものを作った。
 その一部。

*****

僕のことは
もう忘れたか


僕も少しずつ変わってゆくのだろう
水たまりに弾けてゆく
雨粒模様の数だけ


もう五つ先のバス停まで歩いてきたんだ
雨が降っているけれど

               (「届かぬ手紙」より)

*****

「私のことなんか、ムラコシさんもきっとそのうち忘れてしまいますよ。」
 オレを拒んだその人は言った。
 どこに根拠があるのかわからない自信に満ちた口調で。

 その人は、オレを忘れることができるのだろう。
 できたのだろう。か。
 その人の瞳の中に、兎に角オレはいなかった。
 その人を失うことへの絶望と、
 その人の記憶からオレが消去されることへの恐怖。

 自分に詩を書かせている、そして自分を日々走らせている根源的な力は、そこに端を発する負のエネルギーなのかもしれぬ。
 
 時々指摘されるが、自分はどうやら抱え込み過ぎの傾向があるらしい。
 弱いから抱え込んでしまうのだろうが、
 忘れることができない神経質さも、その一因なのだろうか。

 過去を振り返るな、などとよく聞く言葉だが、
 しかし、その記憶の足かせを完全に断ち切れる人間は、はたして世の中にどのくらいの割合で存在するのだろう。
 別に振り返りたくもないし、立ち止まりたくもない。だが、
 少なくとも自分は背負いながら生きてゆく、ということしかできない。


 ここ数日、さまざまなものを見聞きし、ふと思ったこと、いささかものにかきつく。

 頭痛の続く、寝つきの悪い夜に。
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*Comment

■お久しぶりです

久しぶりにぽえ会に投稿したら、ムラコシさまから「ごぶさた」の言葉をいただき、嬉しかったです。有り難うございます。
時々ブログは拝見しておりましたが、伝えたい気持ちは言葉にならず、パソコン画面越しに心配してました。
過去を振り返るのは、自分の核心に触れる大切な行為の一つだと私は思っています。そして時間をおくことで見えることもたくさんあります。
今日と明日だけで生きていこうとすると、前向きなようでいて、実はとても空っぽな人生になってしまう気がします。
振り返るときは、その過去を納得するために振り返ってみてください。「あのときの自分はああするしかなかったんだ、あのときの精一杯だったんだ」とか、変更することのできない過去の自分のために振り返ってください。
抱え込むものが、背負うものが、少しでも軽くなりますように。
緑子 |  2009.05.29(金) 01:27 |  URL |  【コメント編集】

強く前を向こうとして、歩き始めて、しばらくすると感じる剥離した感じ。

その度に襲ってくるその得体の知れぬものの正体が、簡潔な言葉で理解できたような気がします。

改めまして、お久しぶりです。
ここを覗いてくれてありがとう。

完全に吐き出したりほざいたりする場になってしまったこの場にも、こんな反応があると、やはりうれしいです。

うまい表現が見つからなくて、繰り返しになってしまいますが、

ありがとう。
ムラコシ |  2009.05.29(金) 13:28 |  URL |  【コメント編集】

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